「博多祇園山笠」は、7月1日〜15日に行われる櫛田神社の大祭です。 最大の見どころは、7月15日朝4時59分に櫛田神社からスタートする、各山車の タイム競争です。「流れ」と呼ばれる各氏子が「山車」を担いで走り、そのタイムを 競うものです。7月に入ると、飾り山車(担いで走る物とは別)が市内に展示されて、 祭りのムードを盛り上げる。 (エピソードを一つ) 明治38年、2番山(福神流)が、スタートの合図である太鼓の合図を待っていた時、 ドーンと雷が轟いた、その音を太鼓の合図と勘違いした福神流が飛び出した、3番山 もそれに続けと走り出し、その年はスッカリメチャクチャになった。その責任を取って 福神流は、それ以降出場が出来ないのである。